ありのままの自分になる話
昨日に引き続き、E3関連の話をば。
スマブラも大変に魅力的だが、個人的にはキングダムハーツ(以下KH)Ⅲにとても期待している。
KHはディズニーとスクエニのコラボ作品で、ジャンル的にはロールプレイングゲームになるらしい。Wikipedia参照。実際はアクションゲームの色が濃い。ただ難易度はそこまで高くないので子供や普段ゲームをやらないようなタイプの女性ファンも少なくない。イケメンたくさんいるしね。
派生作品も多く、お馴染みのディズニーキャラクターのみならずオリジナルの登場人物や独自のストーリーが充実している。充実しすぎていて全作品やってるのに理解できてないプレイヤーも多いと思う。
わたしもそうである。
バース・バイ・スリープあたりからちょっとわからなくなった。Xブレードっていうのがなんかアカンやつなんやな、とかいう小学生レベルの感想を持ちながらやっていた。
思い入れが深いのはKHⅡで、プレイ開始直後に主人公のソラではなくロクサスが登場した時「誰やねんコイツ」と思いながら遊んでいたのだが、いろいろあってロクサスの夏休みが終わっちゃったその後、わたしは号泣しながら近くのコンビニへガリガリ君を買いに行った。涙でシーソルト味だった。
アナ雪はいいぞ
表題の話。KHⅢにはかの名作「アナと雪の女王」のワールドも登場するとかで、もうドキドキを抑えられない。わたしはアナ雪が、ひいてはエルサが大好きである。
エルサが「Let it go」を高らかに歌いながら瞬く間に立派な城を作り上げ一級建築士としての才能をまざまざと見せつけるあの有名なシーン、わたしは涙なしに見ることができない。
望まぬ魔法の力を生まれ持ち、そのせいで妹を傷つけたと思い悩みながら両親の純粋な愛がゆえに閉じ込められ、その両親さえ亡くして孤独になり、味方を失い、すべてから逃げ出してひとりで生きることを決意する。
尊い…………。
「少しも寒くないわ」と宣言したエルサは毅然と踵を返して城の奥へ姿を消し、扉が音を立てて閉まる。あれをわたしは「エルサ自身の心の扉が閉ざされた」ことを暗喩しているシーンだと考えているのだけれど、それを思うと本当に切なくなる。
KHⅢの世界でエルサやアナがどういう活躍をしてくれるのか、今からワクワクしている。
余談だが、だいぶ昔になんかの集まりでアナ雪の話になり、そこにいた女子が「エルサがアナに相談もせずあまりにも独りでグダグダ悩みすぎてて最初はムカついていた」と語っていた。
わたしはそれを聞いて「いやお前あんな初対面の男といきなり結婚するとか言い出すような脳内お花畑のパッパラパー妹にとんでもない秘密を話せるわけないやろ」と思ったのだが、これ実際の姉妹構成で捉え方が分かれるみたいなツイートを拝見してものすごい納得したのを覚えている。
感情移入の方向性が違うのだ。
実際に彼女は「妹」でわたしは「姉」であった。
その彼女の幼い娘さんはアナ雪を見てから「トナカイ飼いたい」とかサンタクロースみたいなことをねだり始めたらしいのだが、それからどうなったんだろう。飼ってんのかな。
映画のネタバレみたいになってしまった部分もあるけれど、調べてみたらアナ雪もう公開から5年になるそうなので大丈夫でしょう。ビビった。早いもんだ。
来年には待望の続編も来るので、見たことがない方はこの機会に是非。
それでは今回はこの辺で!ありがとうございました!